ビオトープの中でいちばん注目を集めるところで,シンボルともいえるところです。
たくさんの水生植物やメダカ,やごなどが生きています。
新せんな水がいつも流れてくるようにしてあります。
 作られたときは,まん中は完全な島だったのですが,水の流れが2つに分かれるとつごうが悪いことに気づいたため,一方をうめ立てました。
 池の底を,手作りの道具でかためているところです。ねん土をしっかりかためることで,水もれをふせぐことができます。
 水を入れ,すなを入れ,水をぬく,を何度かくり返しました。
こまかいすなのつぶが底のすき間に入りこんで,水もれを少しでもなくそうとしました。
水をぬいたすぐあとのようすです。
 ビオトープ完成式の後,完成をおいわいして,メダカを放流しているようすです。
 後ろに見えているのは,通り道と,通ってほしくないところを表すためにまいたチップ(木のくずやかけら)です。ただ,チップは1年たった今では,見るかげもなくなってしまいました。
 元気に泳ぐメダカです。色から分かる通り,おもにはヒメダカです。このほか,ふつうのメダカやカダヤシも池に放しました。
 まん中あたりの水鳥の足あとが見えますか。メダカなどの小魚をえさとする水鳥がやってきたしょうこです。
 2003年1月,めずらしく大雪となりました。
池も一面氷におおわれました。
 当然ですが,学習で利用する場面も多くあります。
左の写真は,卒業間近の6年生が,池の生き物や温度など,それぞれのテーマを決めて調べているようすです。
 2003年5月の池のようすです。
植物はフサモていどで,まださっぱりとした感じです。
 ホテイアオイの花です。2003年8月です。
 きみょうなアンテナみたいな植物がウチワゼニクサです。
はじめはだれも名前がわかりませんでした。外来種(もともと日本にはなく,ほかの国からやってきたもの)で,田の土といっしょに来たのではないかという話です。
一気に池全体に広がるほど強い力を持っています。
また,寒くなっても,かれるようすはありません。
 2003年10月のようすです。
さっぱりしているように見えますが,ホテイアオイやウチワゼニクサなどをたくさん処分したあとです。
自然のままに,と言いながら,強い種類のものは思い切って処分していかないと,ほかの種類のものの生きていく場所がうばわれてしまいます。
 緑色の藻(も)も,たくさん発生しました。
11月には,大量の藻が排水口(はいすいこう)につまって,池の水があふれてしまいました。
 2003年12月のようすです。
さすがに水辺の植物も冬がれのようすですが,池の中のフサモなどは青々としています。
地図のページへもどる